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医療機関で行われているワキガの治療方法とは!?

〇ワキガが軽度の場合は、飲み薬や塗り薬で治療する!

ワキガの重症度は人によって個人差が大きく、病院では一人ひとりの症状に合わせた治療方法が選択されています。

まずワキガの症状が軽度の場合は、塗り薬や飲み薬で治療するのが一般的です。塗り薬では塩化アルミニウム液が使われており、コットンに染み込ませて、脇の下に塗ります。

オドレミンという名称の市販薬も、発売されているそうです。

また内服薬としては、臭化プロバンテリンが採用されています。抗コリン剤に属するお薬で、汗の分泌を抑える働きもあります。

このほか、ワキガの症状によっては自律神経に働きかけるお薬が処方されることもあります。

ワキガは精神的な部分が起因しているケースもあるので、問診時は正確に答えることも大切ですね。

〇ワキガが中度から重度の場合の治療法とは?

ワキガの症状が中度の場合は、ボトックス注射や電気凝固法などの治療法が採用されます。

ボトックス注射は、ワキの下にボツリヌス菌の毒を注射する方法です。エクリン線に働きかけ、汗の伝達物質を抑制する効果があります。

また電気凝固法は、毛穴に電気針を刺して高周波電流を流します。そして皮脂腺とアポクリン腺の両方を破壊します。

ワキガの症状が重度の場合は、直視下手術法や皮下組織吸引法、皮下組織削除法などの手術が行われます。

直視下手術法では、アポクリン腺を一つずつ取り除いていきます。入院の必要は無いものの、一定期間は圧迫ガーゼをあてておかなければなりません。

一方、皮下組織吸引法では、特殊な細い管をワキの下に差し込み、アポクリン腺や皮脂腺をかき出していきます。

by koiuyjery5 | 2017-11-26 10:29 | 治療